疲れだけではない…もしかして、これってうつ病かも??うつ病の症状まとめ

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うつ病になった妻

うつ病と聞くと、意欲が低下したり、気分がすぐれない病気だと思っている方が多いようです。たしかに、うつ病の精神症状には、『意欲低下』『抑うつ気分』などが現れます。しかし、うつ病は精神的な症状だけでなく、身体症状も現れます。疲れがたまっている…風邪が長引いてるだけ…と思っていたら、うつ病であることもあります。うつ病の代表的な症状について紹介します。

 

■うつ病ってどんな病気なの?

うつ病は、近年増加傾向にあり、日本では実に100万人以上の人がうつ病と診断されています。うつ病には2種類あり、大うつ病と双極性うつ病とがあります。

●大うつ病とは

生活上のストレスが原因となり発症します。このタイプは常に抑うつ気分が続きます。日本でもこちらの患者さんが多いです。抑うつ気分、物事に対する興味や関心の低下、体重の減少、易疲労性、不眠といった症状が現れます。

●双極性うつ病とは

以前は躁うつ病と呼ばれていました。この場合には、何でもできると自信に満ちあふれた躁状態と、抑うつ状態の2つの気分の波が押し寄せるのが特徴です。 そして、うつ病は、自分では病気だと自覚しにくい心の病です。うつ病と診断される多くの患者さんは、周囲の人が異変に気づき診断に結びつくケースが非常に多いです。そして、実際にうつ病と診断を受けている人が100万人以上と言いましたが、実は確実にうつ病だとわかっていても医者にはいっていないという人が500万人はいると言われています。それほど、うつ病は私たちにとって身近な病気です。

 

■うつ病の精神症状

うつ病の代表的な症状は、抑うつ気分と意欲低下それ以外にも様々な精神症状が現れます。 具体的な症状を紹介します。

●抑うつ気分
・とくに朝の気分の落ち込みが激しい
・急に悲しい気持ちになる
・常に憂うつな気分が続く
・将来や今の生活に何の希望も持てない

●思考力の低下
・集中力が低下して、家事や仕事の能率が落ちる
・注意散漫になり、人の話をすぐに理解できなくなる
・今までできていたのに、些細な決断が1人ではできなくなる

●意欲の低下
・今まで好きだったことや、趣味をする気にならない
・誰かと話すのが面倒で、話していてもつまらなく感じる
・テレビや新聞をみても、おもしろくない ・身だしなみや、おしゃれに興味がなくなった
・いつもソワソワとして、じっとしていられない
・毎日の生活に張りを感じられない

 

■うつ病の身体症状

うつ病は精神的な症状だけと勘違いされている人が多いですが、実は様々な身体的症状が現れます。以下のような身体症状があって、いろいろな検査をしても原因がわからないときはうつ病の可能性があります。

●睡眠の異常
・なかなか眠れない
・朝、目覚ましよりも早く目が覚めてしまう
・夜中に何度も目を覚ます
・寝ているのに、寝た気がしない

●食欲の低下(食欲が増加することもあり)
・食欲がない
・何を食べても美味しいと感じない、食べること自体が面倒だと感じる
・ダイエットをしていないのに、体重が1ヶ月で数キロも減る
・甘いものが欲しくなる
・過食になり体重が増加する

●疲労
・倦怠感
・身体がだるい
・疲れがとれずに、ずっと残っている
・ひどく疲れやすい
・身体が重い

●ホルモンバランスの異常
・月経不順
・勃起障害
・性欲の低下

●その他の身体的症状
・頭痛、頭が重い
・肩、背中、関節などさまざまな部位の痛み
・便秘、下痢
・動悸
・胃の痛み
・発汗
・息苦しさ、窒息感

このように、うつ病では様々な身体症状が現れるので、何らかの病気ではないかと疑い、はじめからうつ病だと気付く人は少なく、大半は内科を受診してしまうようです。

 

■うつ病の初期症状

うつ病の一般的な症状について、紹介しました。これらの症状は、始めからではなく、病気が悪化するにつれて見られる症状も含まれています。そこで、うつ病だと気づくには、やはり代表的な初期症状をしっておくべきです。 始めは誰もが『疲れがたまっている…』『最近ストレスが多いから…』と考えます。しかし、この状態が続き頑張りすぎてしまうと、以下のような初期症状が見られるようになります。このような初期症状を自覚した場合には、早めに専門的な病院に受診するとよいでしょう。

  • 食欲が低下または増加する
  • ときどき、ふわっとするようなめまいを感じる
  • 寝付けない、すぐに目が覚めてしまうなど睡眠が十分にとれなくなる
  • 寝ても疲れがとれなかったり、朝方から午前中にかけてとくに疲れを感じる
  • 肩こりや首のこりが、なかなか治らず長期的に続く
  • 頭が重いような頭痛が続く
  • 朝起きたときに、首の後ろが痛む
  • 運動をしたわけでもないのに、動悸や息切れを感じる
  • 胃痛が治らず、慢性的な痛みが続く

 

■うつ病になりやすい人っているの?

ストレスの多い現代社会では、誰もがうつ病になる危険性を持っています。ですが、うつ病を患っている多くの人には、性格的にいくつかの共通点がみられるようです。これらの性格の人は、他の人と比べるとうつ病を発症する確率が高いようです。

  • 生真面目、几帳面、完璧主義者である
  • 周囲の人からどう思われているか気になる
  • 責任感が強い
  • 感情表現が苦手である
  • 人のせいにできず、自己の責任感が強い

これらの性格を見ると、真面目であって、仕事熱心など会社ではとても頼りにされる人だと思います。責任感が強いからこそ、上司からの期待も厚く、期待に応えようと頑張りすぎてしまう面もあるでしょう。これらの性格にいくつか当てはまる方は、自分はうつ病になりやすい…と自覚することで、万が一うつ病を患ってしまったときに、早めに気づき、早期治療に結びつけることができます。

 

■まとめ

うつ病は、精神的な症状にとどまらず、身体的な症状もあることがわかりました。そして初期症状は、身体の不調を感じるため、他の病気を疑うことが多いです。性格的になりやすい方は、初期症状を把握して、万が一に備えましょう。疲れているだけ…ストレスを感じているだけ…と放置してしまうと、どんどんうつ病は悪化してしまいます。うつ病かもしれない…と自覚したときは、早めに心療内科や精神科を受診するようにしましょう。

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